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GitHub Satellite Japan 2018

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Satellite

MicrosoftがGitHubを買収を発表した翌週、6月12日~13日の日程でTOC五反田メッセに置いてGitHub Satellite 2018が開催されました。これは両社が買収を発表してから初の公式イベントになりました。

githubsatellite.comでは13日の録画が公開されています。7時間余りにあたる長いビデオであるため、要約してブログでお伝えしようと思います。

開幕

GitHub Japanからの挨拶を要約します。

GitHub Satellite Tokyoのマーク

GitHub Satellite Tokyoのマーク
開幕はGitHub Japan カントリーマネージャー 公家 尊裕氏が登壇、「GitHub Satellite Tokyoが日本で開催されるにあたり、作られたマークには富士山の上にGitタコが配置され、東京タワーがその右に、左にある桜の部分がブランチになっている。」と説明しました。

日本の95%の企業がGitHub エンタープライズを導入済み

GitHubエンタープライズ
Microsoftに買収されて初めての発表の場に日本を選んだ理由は、3年前に日本オフィス設立後にユーザー数が250%増加、Pull Requestが550%増、オープンソース参加ユーザー数も77%近く増えたからだと話しています。実に日本の95%の企業がGitHub エンタープライズを使っているそうです。

Github真の価値はこれがコミュニティだという事

ジェイソン・ワーナー
GitHubシニアバイス・プレジデントのジェイソン・ワーナーは、「ソフトウェアが世界を食べている」と表現しました。車の開発にはハードよりもソフトウェアのエンジニアを多く雇っている。全ての企業がソフトウェアカンパニーになりつつある中で、GitHubの責任は世界中の会社に対してセキュリティの漏洩防止を自動化するという役目を担うと話しました。
「クラウド1.0の時代にGithub真の価値はこれがコミュニティだという事。」と締めくくりました。

GitHubのセキュリティ自動化とエコシステム

ウェイン・ジン
GitHubバイス・プレジデント ウェイン・ジンは、「依存関係を自動化する企業では自動化しない企業と比べて60%も脆弱性のリスクがある。」と話しました。セキュリティを自動化する事により脆弱性リスクを回避するための投資、全てを自社で開発する事は不可能なのでサードパティに投資し、エコシステムを拡張していくと話しました。

クライアント事例

その後、GitHub エンタープライズの導入事例に移ります。数名の方の事例を掻い摘んで紹介します。

DMM唐澤陽介氏

唐澤陽介
GithHubでkarakaram/alt-imw-ahkというツールを公開しているとの事。
サービスは全てオンプレではなくAWSに載せている(月々30万円前後)そうです。

SIerがGitHubを使ったら

西武
株式会社セゾン情報システムズ テクノベーションセンター モダン開発推進チーム 原口猛氏は2016年9月発足以来GitHubエンタープライズを導入し、オールドスタイルのSIerに今どきのやり方を現場に紹介するチームを結成し、現場からの開発相談に応じ、教育しているそうです。GitHubエンタープライズはオンプレでも運用。2年間運用しトラブル0、運用で必要になるのは基本的にモジュールのアップグレードのみとの事。戻り工程大幅削減、デイリーコミットする事によりチーム自体の文化が変わったと話していました。

ソフトウェア開発の変遷と、これから

その後、パネルディスカッションへと移りました。
ゲストパネルディスカッション
登壇者は上の写真の方々です。

Git前トGit後の社内の開発環境の変化

まずはGithubの導入によりリモートで作業できるようになった事。
手元で一回コミットできるため、オフライン作業も可能になりました。

次にコミュニケーションが活性化した事があげられました。
ペアでslackを使う事が欠かせなくなっており、Githubで編集が有ったらslackで通知が来るなど、slack botの開発を積極的にしているそうです。

開発環境の10年を振り返る

GitHubの登場で実に多くの事が様変わりしてきました。

言語トレンドの変遷

各社の開発言語は、
LINE:Java, pear → Java, python, swift
DNN:pear → Ruby, go run, Java
サイバーエージェント:Java, go run → Go
と変わっていったそうです。
またGo run が世間のトレンドなので、採用の時もGo runを多く採用しているそうです。

サーバー環境の変遷

オンプレ → パブリッククラウドと変貌をとげるなか、
「人がプログラムを書くのはどこまで?いつまで?」という事も語られました。
将来のコーディングは全く書かなくて良くなると予測され、コードの自動生成で定型でバッとでてくる様になるだろう、人間が書くとバグが発生するので自動化する流れになっていると語られました。
「あと10年もしたらプログラムを自動で書いてくれる時代が来るので小学校で必須科目にする必要があるのかどうか?」については、「ベースの考え方はしっかり学ぶ必要がある。裏側のプロトコルを理解する必要がある。」という事で結論付けられました。

大学でのGitHub導入例

青山学院大学 古橋 大地氏が実際に授業で使っているGitHubページの使用例についてプレゼンされました。

GitHubと共に学生を育てる方法

古橋大地
情報の受け渡しをするプラットフォームとして何が一番いいのか?と思った時、forkと言う考え方が一番妥当ではないかと考えたそうだ。恐らく10年後はGitHubネイティブが入学して来るだろうと氏は予測されます。
学部のウェブサイトはGitHub Pagesでつくり、一番利用しているGitHub pagesは国土地理院のページ。新入生には「国土地理院地図をforkして私の地理院地図を作りなさい」という課題を与えるそうだ。国土地理院がは世界的に有名なGitHub活用の政府組織だそうです。ドローンで撮影した写真も全て学部のGitHub Pagesにpushし、生徒が自由にforkできるようにしているそうです。

まとめ

長い動画の一部を紹介したにすぎませんが、動画の中で感じたのはGitHubが個人のコミュニティと言うよりも、AWSのように企業に欠かせないものになっていると感じました。

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